やめて2年、段ボール6箱がまだある
前回の記事で書いたeBay輸出は、約4年続けて終わりました。ひどいトラブルが2件重なって、続ける気力が切れたのが理由です。そのトラブルの話は長くなるので、別の記事で書きます。
やめてから2年。家にはまだ、段ボール6箱ぶんの在庫が残っています。中身は中古のゲームまわりで、残っているのは大きな物ばかりになってきました。大きい物ほど、動作確認に手間がかかります。
物販の記事は、始め方と稼ぎ方ばかりです。やめたあとに何が残って、それをどう片付けるのかを書いた記事は、あまり見かけません。なので、ここに書いておきます。
面倒を乗り越える理由が、見つからなくなった
在庫はヤフオクで売るつもりでした。ただ、国内で売ることにも二の足を踏んでいて、長いあいだ手をつけていませんでした。
去年の夏の日記に、そのころの自分がこう書いています。以前はできていたのに、撮影にこだわって頑張りすぎた反動で止まっている。物によってはeBayで売ることも考えていたら、どうにも前に進まなくなった。画像がきっちりしていないと売れないと分かっているだけに、気が乗らない。
ただ、写真そのものが無いわけではありません。出品するつもりで撮ってあるので、画像は手元にあります。重いのはその先でした。画像と現物の照合、動作確認、出品、落札者との連絡、梱包、出荷。この一連が全部、面倒になっていたんです。
とはいえ、面倒だから止まっている、と言い切るのも少し違います。正確には、その面倒を乗り越える理由のほうが、見つからなくなっていました。 始めたのはコロナのときで、あの頃ははっきり危機感がありました。今は本業が順調で、その危機感が薄れています。やることの量は当時と変わらないのに、越える理由のほうが先に無くなった。
結局その日は、ヤフオク用の下書きを1つ作って、画像を貼って相場を確認したところで終わりました。日記には「牛歩でも良いから少しずつ無理せず」と書いてあります。
動き出したきっかけは、AIでした
止まっていたものが動いたきっかけは、AIです。使い方を覚えると、今度は何かやってもらいたくなる。 その好奇心のまま、止めたままだった在庫の出品に手をつけました。
少しずつ出しはじめると、今度は売れることのほうが楽しくなってきます。中古品なので状態の確認からやり直しですが、一気には出さず、確実に売っていく。ちょうどパソコンも古くなっていたので、売れた分で買い替える、という目標も決められました。
売れる数が増えると、細かいトラブルも出てきます。
- 落札されたのに連絡がこない。期限切れでキャンセルして繰り下げ落札にしたら、取引ナビの連絡機能しか使えず、全部手作業になった
- カテゴリ違いで違反申告を受けた。出品取り消しの手数料510円を払って、最初から出し直し。再出品したら入札はかえって増えた
- PS3本体が売れたあと、「PS2のソフトが読み込めない」と連絡がきた。出品前に確認はしていたが、戻して試したら本当に読み込まず、DVDも不安定だった。完全にこちらの不手際で、返品で対応した
どれも初めてのことで、そのたびにAIに相談しながら進めました。AIによって言うことが違う場面もあって、最後は自分で判断する。返品のときも対応はうまくいって、評価を落とさずに取引を終えられました。
パソコンを買ったら、止まった
目標だったパソコンは買えました。そこまでは在庫を一気に減らせたんです。
ところが、満足したのか、そこから全く進んでいません。 今年の5月の日記には、まだ出品できるものはあるのに、ゴールデンウィークあたりで休んでから復活できない、と書いてあります。家にいると、まったく気力が出ない。
物販をやめても、在庫は勝手には減りません。売っていた頃は自分で決めていた基準も、やめたあとは重さにしかならない。段ボール6箱の中には、その両方が詰まっています。
この先も書くことが残っています。やめる原因になった、ひどいトラブル2件の話です。片方は、結論が出るまで8か月かかりました。
去年の自分が書いた「牛歩でも良いから少しずつ」を、もう一度やり直すところからです。