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eBay無在庫販売、売れても出品数が足りなかった

ヤフオクで仕入れ、配送業者から海外発送するeBay無在庫販売に挑戦。昭和の家電は売れたものの、1日30品ほどの出品と商材探し、費用や発送の壁に直面しました。

前回の記事で、eBay輸出に切り替えて月5万円ほどの収入が安定した話を書きました。そのあと試したのが、商品を手元に置かずに売る無在庫販売です。前回の最後に「売れたのに、まったく数が足りなかった」と書きましたが、仕入れが注文に追いつかなかったという意味ではありません。売上を伸ばすための出品数と、扱える商品の数が足りなかったという話です。

パソコンだけでできる仕組み

参加していたスクールから、無在庫販売ツールのベータ版ができたので無料で試してみないか、と案内がありました。最初の仕入れ先はヤフオクです。即決で落札できる商品をeBayに出品し、バイヤーが購入したら僕がヤフオクで仕入れる。商品は配送業者に送り、そこから海外のバイヤーへ発送してもらいます。あとから楽天など、仕入れ先も増えていきました。

配送業者と契約していたので、商品を自分で確認しなくても発送まで進められます。本当にパソコン一つでできる仕組みでした。出品していたものの中では、昭和の古い家電に反応がありました。ラジカセやウォークマン、チャコールアイロンなどです。売れた商品と同じ系統のものを出しながら、新しい商材も探していました。

出品数を増やすほど、商品探しが難しくなる

無在庫販売では、専門店化するのがよいとされていました。ただ、出品数を増やすためには、一点ものだけでは足りません。量産品も混ぜながら出していましたが、僕が出せたのは多くても1日30品ほど。ほぼ最低限のラインを精一杯こなしていた感覚です。

すでに誰かが同じ商品を出品していることもありました。商品がかぶると、バイヤーから「同じものが出ているけれど、どちらが本物なのか」と聞かれることがあります。どちらも本物でも、その説明に時間を取られる。かぶりにくい日本的な商品で、出品数も稼げるものを探そうとしても、候補はそれほど多くありませんでした。

多少売れていた商品も種類が限られ、多くの人に広く売れていたわけではありません。売れたものを中心に似た商品を探し、新しい商材を探す。それでも出品数を増やすのは簡単ではなく、状況はだんだん厳しくなっていきました。これは自分の力不足だったと思います。今ならAIを活用して、商品探しや作業をもう少し進められたかもしれません。ただ、実際にうまくいったかどうかは分かりません。

売れたあとに分かった、発送できないサイズ

高額な商品が売れたこともありました。eBayで注文が入ったあと、ヤフオクで仕入れた商品が配送業者に届いたところで、大きすぎて海外へ発送できないことが分かりました。同じ商品をeBayに出している人がいたので、自分も送れると思っていたのですが、出品されていることと、自分が使う配送方法で送れることは別でした。

配送業者にもほかの方法がないか相談しましたが、発送できないことが判明。サイズや重量の確認が甘かったのです。購入者に事情を説明してキャンセルをお願いし、eBay上ではバイヤーキャンセルとして処理してもらいました。商品は今も家に残っています。

無料のお試し期間が終わると、ツールの利用料がかかるようになり、配送業者への支払いも重く感じるようになりました。波に乗れているとは言えない。それでも出品は続けていました。ウクライナ侵攻が始まったころにはヨーロッパ向けの出荷制限や書類の増加があり、アメリカに絞ると、今度はトランプ関税が不安材料になりました。

無在庫販売で多少の売上はありました。でも、出品数を増やして軌道に乗せることも、扱う商品を見つけ続けることも、僕には難しかった。そして、続けるのは無理だと思う決定打になったのが、あと二つのクレームです。その話は次の記事で書きます。

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